トピック(R3年度)
3年次進路別ガイダンスを実施しました
8月3日,夏季休業中ですが,3年次生は進路別ガイダンスを実施しました。
全体会では進路指導部長より今後の進路スケジュールや夏休み中の過ごし方についての話がありました。その後,進路希望に分かれての分野別学習を行いました。
特に就職希望者については,いよいよ9月16日から就職試験が解禁になりますが,試験に向けて履歴書の記入方法や面接方法について,外部講師から丁寧に指導していただきました。
【いよいよ進路実現に向けて最終段階です】
【面接指導では外部講師より細かな作法等も指導いただきました】
東北電子専門学校による夏季学修がはじまりました
本校では平成14年から東北電子専門学校による夏季学修を開催しています。
今年も8月2日から6日までの5日間の日程で始まりました。受講生11名を対象にして,MicrosoftOffice Specialist試験対策コースにより,Excelを中心に学習します。
初日は表計算の基礎について,東北電子専門学校の先生に丁寧に指導していただきました。
【5日間で1800分の履修時間になります】
【無事に終了すれば「社会と情報」の単位が1単位増単になります】
本校では,生徒の学校外での自主的な活動を積極的に評価しようと考えており,ボランティア活動や就業体験等も規定の履修時間をクリアすれば卒業単位として認め,学習意欲の向上を図っています。
「ひとめぼれ」が出穂しました
例年は8月4日頃に出穂期を迎えますが,今年は梅雨明けも早いことから,本校のひとめぼれが7月31日に出穂しました。稲は穂を出すとすぐに開花し受粉します。受粉後7~10日間で,籾の中では胚(はい)が完成します。胚が完成すると養分をデンプンにして,胚乳(はいにゅう)として籾に蓄積し始めます。
通常であれば出穂後45日程度で登熟期を迎えるので,9月中旬に稲刈りをする予定です。”ひびき米”の収穫まであと少しです。
【一番上の幼穂が開花中です】
稲は晴れた日の午前中に清楚な花を咲かせます。1本の穂には,100個くらいの花が付いていて穂先から順番に咲きます。開花時間は約2時間と短く,神秘的な光景です。
東北地区高等学校PTA連合会及び宮城県PTA連合会より表彰されました
令和2年度に本校PTA会長であった千葉理香氏が,東北地区高等学校PTA連合会及び宮城県PTA連合会から表彰されました。
平成30年及び令和元年には本校の副会長を務め,昨年は本校会長として尽力されました。更に宮城県PTA連合会の副会長に就任し,東北地区PTA連合会では理事として活躍されました。
昨年開催された「みやぎ高校PTAフェスティバル」では、パネルディスカッション「PTA,家庭,学校,地域の新たな生活スタイルを考える」のパネリストとして意見を発表して頂き,その功績が認められました。
農業クラブ東北連盟夏期研修会について
令和3年度日本学校農業クラブ東北連盟夏期研修会が7月29日,30日にオンラインにより開催されました。本校からは人間環境系列で農業を選択する3年生2名が代表として参加し,東北各県の農業クラブ員と交流を深めました。
研修初日には,震災からの復興をテーマに,南三陸町できのこを栽培する「椎彩杜(シーサイド)」の取組について,事前に訪問しインタビューした内容について発表しました。
当初は,松島野外活動センターを会場として1泊2日の予定でしたが,残念ながらコロナ禍により対面での実施はできませんでしたが,オンライン上では活発な意見交換もあり,充実した研修会になりました。
【本校からは農業クラブの会長及び副会長が参加しました】
【東北6県より47校が参加し2年振りの夏期研修会となりました】
卓球部の活動について
本校卓球部は日頃,男子4名,女子9名で活動しています。
支部総体での入賞と予選突破を目指し,日々の基礎練習を大切にして,練習を積んでいます。その結果,今年度は支部総体で女子団体戦優勝,女子シングルス準優勝及び3位入賞を成し遂げました。
また,6月に開催された県総体の団体戦でも1勝を挙げることができました。今後も日々の練習や試合を通じて,心技体を鍛え精進していきます。
【東京オリンピックでは日本チームが活躍していますが,本校卓球部も負けじと頑張ります】
間もなく稲の出穂期を迎えます
5月に田植えをした稲も例年より早く梅雨明けして晴天に恵まれたことで,間もなく出穂期(しゅっすいき)を迎えます。
本校では約30アールの水田に「ひとめぼれ」と「つや姫」を栽培していますが,茎数や草丈等も管内の生育状況と比較するとほぼ平均値となっています。
例年の出穂期は8月4日となっていますが,今年はやや早くなる見通しです。次は,出穂した際に見られる稲の開花の様子を届けます。
【30アールの水田の一面が緑の絨毯に覆われています】
【農業と環境の授業ではバケツ栽培で実験中です】
【茎の中には幼穂(ようすい)が形成されています】
いよいよ全国総文祭が開催されます!
7月31日~8月6日の期間で,全国高等学校総合文化祭が開催されます。45回目になる今回は,和歌山県で行われます。本校からは美術・工芸部門に3年生の三浦誇雪さんが出場します。誇雪さんは,「いつもとは違った環境で他の作品に触れながら,新しい発見や学びを得たいと思います。」と意気込みを話してくれました。
画像は,全国総文祭にて展示される誇雪さんの作品『material』
アクリル板や段ボールなど,様々な素材を背景に使用し,中央の人物や背景に精緻な無数の線を描写して表現しました。
性教育講話(デートDV)を開催しました
7月21日(水),夏休みを直前に控えた中,気仙沼警察署生活安全課の小野寺さんを講師に迎え,性教育講話を開催しました。
一般的にDVやデートDVでは殴る,蹴るの身体的暴力を想定する人が多いですが,実は「侮辱的なことを言われ続ける」,「行動を監視される」,「メールの履歴をチェックされる」等も同様に当てはまることを知りました。
また,今後,被害に遭わないためには「断る勇気」と「自分自身を守る行動」が大切な事を学びました。
いよいよ,22日から夏季休業となりますが,規則正しい生活を心掛け,事故なく充実した夏休みにしていきます。
【夏休みを控えて全校生徒が真剣に聞きました】
【相手を尊重し思いやる心が大切です】
産業情報系列電気工事業交流事業について
7月21日(水),産業情報系列工業選択生徒を対象とした電気交流事業を実施しました。
気仙沼電気工事協同組合青年部の方々を講師として招き,実際の現場で行っている電気工事の作業を行いました。普段の授業では体験できない作業やプロが使う道具に生徒は興味津々で一生懸命取り組んでいました。
今後も外部講師を活用した授業により,専門的な学びを深めて行きます。
【電気回路の仕組みについて丁寧に説明していただきました】
【プロの技を伝授していただきました】
津谷中学校との協働学習について
7月15日(木),本校農業選択3年次生徒と津谷中学校の生徒による協働学習を実施しました。
本校生徒が講師役となり,津谷中学校のボランティア委員の1,2年生に対して,「マリーゴールドの播種体験」及び「花壇苗の寄せ植え体験」を行いました。播種作業では,ピンセットを使用して小さな種を一粒一粒丁寧にポットにまきました。
農業体験学習をとおして,命の大切さと思いやりの心を育み,お互いの学習効果を高めることができました。次回は8月下旬に発芽した花苗を鉢上げする作業を協働で実施する予定です。
【9名の中学生が参加し本校生徒の指導の下スタートしました】
【緊張の中でのマリーゴールド播種体験です】
【こちらはガザニア等の寄せ植え体験です】
1年次「産業社会と人間」における進路学習について
1年次では,必修科目の「産業社会と人間」の授業において,企業や大学見学及び社会人講話をとおして職業観を養っています。
先日の授業では,働くことの意義について考えると同時に,9月に実施する社会見学に向けて,希望進路に応じて企業情報や各種学校情報についての事前学習会を開催しました。
今後,様々なキャリア教育により,自己実現に向けてライフプランを作成していきます。
【誰のために働くかについて考え進路意識を高めました】
【日本にはおよそ17,000種の職種があります】
吹奏楽部の活動について
吹奏楽部は女子部員のみ8名で日頃活動しています。
現在,7月18日(日)に開催される第64回吹奏楽コンクール宮城県大会地区予選会に向けて練習に励んでいます。
曲目は生徒の希望により「Flower Crown」に決定しました。生徒自らオリジナルストーリーを考え,ミーティングを繰り返し,最終調整に余念がありません。
県大会は8月5日(木)にイズミティ21にて開催する予定です。本校のキャッチフレーズである「Make Harmony」のように,週末の地区予選では本吉響高校らしい演奏を披露したいと思います。
【顧問の先生も地区予選で指揮者としてデビューします】
【楽譜にも練習した成果が残ります】
普通救命救急講習会を実施しました
7月12日(月),13日(火)の二日間にかけて普通救命救急講習会(AED講習)を実施しました。生活安全委員,保健委員及び3年次の福祉系列の生徒を対象として52名が受講しました。
気仙沼消防署本吉分署から7名の署員を講師に迎えて,「心肺蘇生法」,「AEDの使用法」,「止血法」,「気道異物除去法」の応急手当について学びました。全国平均では119番通報から救急車が到着するまでに約9分かかるそうですが,この間の救命措置次第で助かる命も多くあることを知りました。
今後,いつ,どこで突然のケガや事故等に遭遇するか分かりませんが,「発見者」から「救急隊」そして「医師」へのバトンを引き継ぐ「救命リレー」に勇気を持って実践したいと思います。
【胸骨圧迫による心肺蘇生法を学びました】
【AEDはパットを貼る位置が大切です】
【講習で得た知識を今後の救命救急で実践していきます】
科学部の活動について
科学部は男子6名,女子3名で日頃活動しています。
昨年は学校の近くを流れる津谷川で採集した水生昆虫「ヒラタドロムシ」が光に向かう成虫とは反対に,幼虫は光を嫌い遠ざかる習性があることを解明し「日本学生科学賞」の県審査で最優秀賞を受賞しました。また,昼間より夜間に活発に活動することに加え,水流のある方が夜間の行動がやや活発になることも発見しました。
現在は偶然にも本校敷地内で先日発見した「ホンドニジゴミムシダマシ」について研究しています。この昆虫は広葉樹の枯れ木で見られ,テントウムシ型の甲虫で点々の縦筋があるのが特徴です。但し,生態については未知の部分が多く,今後,様々な実験をとおして解明していきます。
【学校敷地内の腐敗した広葉樹に数十匹のホンドニジゴミムシダマシを発見しました】
【体長5㎜前後で日本全国に分布しています】
【拡大するとテントウムシに似ています】
体操部の活動について
本校には運動部11団体,文化部9団体があり,全校生徒が所属しています。その中で県内でも数少ない体操部を設置しています。長い歴史と伝統を誇る部であり,県大会で入賞し,東北大会等にも出場し優秀な成績を収めています。現在は部員は2名と少ない中ですが,日々の心身の鍛錬により,技術及び精神力の向上を目指して練習に取り組んでいます。
いよいよ,今月末から東京オリンピックも開催され,体操競技の金メダルも期待されるところですが,本校体操部も負けじと頑張ります。
【競技は「ゆか」・「あん馬」・「つり輪」・「跳馬」・「平行棒」・「鉄棒」の6種目があります】
【体操競技は体の柔軟性が大切で日々のストレッチは欠かせません】
2年次進路ガイダンスについて
7月9日(金),2年次では「総合的な探究の時間」に外部講師を招聘し,進路ガイダンスを実施しました。
進学希望者については,ミスマッチ防止のため,オープンキャンパスへの積極的な参加や進学先に掛かる学費等について講義をいただきました。また,就職希望者については,企業を選択するにあたっての留意点や,求人票の見方,履歴書の書き方等について御指導をいただきました。
厚労省のデータによると,高卒の就職者については,就職後3年以内に約4割の生徒が離職する現状にあることから,今後も様々なキャリア教育を通じて早期の進路目標の設定と自己実現に努めていきます。
【進学希望者と就職希望に分かれてガイダンスを開催しました】
【進学希望者はオープンキャンパスへの参加は必須です】
【就職希望者は求人票の見方について学びました】
【今年度は従来の就職スケジュールになります】
芸術鑑賞会を実施しました
7月2日(金),2年振りに芸術鑑賞会を開催しました。(昨年は新型コロナウイルスの影響により中止)
本校では,音楽,絵劇,古典芸能のローテーションにより実施していますが,今年は神奈川県から打楽器集団「男群」を招聘し,音楽を鑑賞しました。会場を町内の「はまなすホール」に移動し,生の迫力ある演奏を楽しみました。
最後にはサプライズにより本校の校歌を演奏していただき,感動的な芸術鑑賞会となりました。
【音楽の芸術に触れ豊かな情操を養いました】
【ペットボトルを利用した演奏も楽しみました】
女子バレー部地域貢献活動について
男女バレー部では地域貢献活動の一環として,定期的に本吉駅の清掃活動を実施しています。本校バレー部は震災前からVリーグの実業団チーム,「株式会社ジェイテクト」のバレーボールチームの支援を受けて交流活動を続けてきました。
このことから,株式会社ジェイテクトへの感謝の気持ちを社会への奉仕活動という形に変え,4年前から清掃活動をスタートしました。
この日は感謝の気持ちを込めて,女子バレー部員全員で掃除をしました。
【本吉駅の玄関から掃除が始まります】
【待合室やトイレも丁寧に掃除をしました】
防災避難訓練を実施しました
6月25日(金),本年度第1回目の防災避難訓練を実施しました。今回の訓練については,大地震により火災が発生したことでの一次避難,そして,津波を想定とした二次避難訓練を行いました。
東日本大震災から10年の節目を迎え,震災の風化が懸念されていますが,生徒は真剣に取り組んでいました。また,講評の中で指摘いただいた件については,今後,マニュアル等を見直し,改善していきたいと思います。
【地震から火災が発生したことを想定した避難訓練です】
【一次避難場所のグランドに全員避難しました】
【気仙沼消防署本吉分署長の千葉さんより講評をいただきました】