2021年7月の記事一覧
卓球部の活動について
本校卓球部は日頃,男子4名,女子9名で活動しています。
支部総体での入賞と予選突破を目指し,日々の基礎練習を大切にして,練習を積んでいます。その結果,今年度は支部総体で女子団体戦優勝,女子シングルス準優勝及び3位入賞を成し遂げました。
また,6月に開催された県総体の団体戦でも1勝を挙げることができました。今後も日々の練習や試合を通じて,心技体を鍛え精進していきます。
【東京オリンピックでは日本チームが活躍していますが,本校卓球部も負けじと頑張ります】
間もなく稲の出穂期を迎えます
5月に田植えをした稲も例年より早く梅雨明けして晴天に恵まれたことで,間もなく出穂期(しゅっすいき)を迎えます。
本校では約30アールの水田に「ひとめぼれ」と「つや姫」を栽培していますが,茎数や草丈等も管内の生育状況と比較するとほぼ平均値となっています。
例年の出穂期は8月4日となっていますが,今年はやや早くなる見通しです。次は,出穂した際に見られる稲の開花の様子を届けます。
【30アールの水田の一面が緑の絨毯に覆われています】
【農業と環境の授業ではバケツ栽培で実験中です】
【茎の中には幼穂(ようすい)が形成されています】
いよいよ全国総文祭が開催されます!
7月31日~8月6日の期間で,全国高等学校総合文化祭が開催されます。45回目になる今回は,和歌山県で行われます。本校からは美術・工芸部門に3年生の三浦誇雪さんが出場します。誇雪さんは,「いつもとは違った環境で他の作品に触れながら,新しい発見や学びを得たいと思います。」と意気込みを話してくれました。
画像は,全国総文祭にて展示される誇雪さんの作品『material』
アクリル板や段ボールなど,様々な素材を背景に使用し,中央の人物や背景に精緻な無数の線を描写して表現しました。
性教育講話(デートDV)を開催しました
7月21日(水),夏休みを直前に控えた中,気仙沼警察署生活安全課の小野寺さんを講師に迎え,性教育講話を開催しました。
一般的にDVやデートDVでは殴る,蹴るの身体的暴力を想定する人が多いですが,実は「侮辱的なことを言われ続ける」,「行動を監視される」,「メールの履歴をチェックされる」等も同様に当てはまることを知りました。
また,今後,被害に遭わないためには「断る勇気」と「自分自身を守る行動」が大切な事を学びました。
いよいよ,22日から夏季休業となりますが,規則正しい生活を心掛け,事故なく充実した夏休みにしていきます。
【夏休みを控えて全校生徒が真剣に聞きました】
【相手を尊重し思いやる心が大切です】
産業情報系列電気工事業交流事業について
7月21日(水),産業情報系列工業選択生徒を対象とした電気交流事業を実施しました。
気仙沼電気工事協同組合青年部の方々を講師として招き,実際の現場で行っている電気工事の作業を行いました。普段の授業では体験できない作業やプロが使う道具に生徒は興味津々で一生懸命取り組んでいました。
今後も外部講師を活用した授業により,専門的な学びを深めて行きます。
【電気回路の仕組みについて丁寧に説明していただきました】
【プロの技を伝授していただきました】
津谷中学校との協働学習について
7月15日(木),本校農業選択3年次生徒と津谷中学校の生徒による協働学習を実施しました。
本校生徒が講師役となり,津谷中学校のボランティア委員の1,2年生に対して,「マリーゴールドの播種体験」及び「花壇苗の寄せ植え体験」を行いました。播種作業では,ピンセットを使用して小さな種を一粒一粒丁寧にポットにまきました。
農業体験学習をとおして,命の大切さと思いやりの心を育み,お互いの学習効果を高めることができました。次回は8月下旬に発芽した花苗を鉢上げする作業を協働で実施する予定です。
【9名の中学生が参加し本校生徒の指導の下スタートしました】
【緊張の中でのマリーゴールド播種体験です】
【こちらはガザニア等の寄せ植え体験です】
1年次「産業社会と人間」における進路学習について
1年次では,必修科目の「産業社会と人間」の授業において,企業や大学見学及び社会人講話をとおして職業観を養っています。
先日の授業では,働くことの意義について考えると同時に,9月に実施する社会見学に向けて,希望進路に応じて企業情報や各種学校情報についての事前学習会を開催しました。
今後,様々なキャリア教育により,自己実現に向けてライフプランを作成していきます。
【誰のために働くかについて考え進路意識を高めました】
【日本にはおよそ17,000種の職種があります】
吹奏楽部の活動について
吹奏楽部は女子部員のみ8名で日頃活動しています。
現在,7月18日(日)に開催される第64回吹奏楽コンクール宮城県大会地区予選会に向けて練習に励んでいます。
曲目は生徒の希望により「Flower Crown」に決定しました。生徒自らオリジナルストーリーを考え,ミーティングを繰り返し,最終調整に余念がありません。
県大会は8月5日(木)にイズミティ21にて開催する予定です。本校のキャッチフレーズである「Make Harmony」のように,週末の地区予選では本吉響高校らしい演奏を披露したいと思います。
【顧問の先生も地区予選で指揮者としてデビューします】
【楽譜にも練習した成果が残ります】
普通救命救急講習会を実施しました
7月12日(月),13日(火)の二日間にかけて普通救命救急講習会(AED講習)を実施しました。生活安全委員,保健委員及び3年次の福祉系列の生徒を対象として52名が受講しました。
気仙沼消防署本吉分署から7名の署員を講師に迎えて,「心肺蘇生法」,「AEDの使用法」,「止血法」,「気道異物除去法」の応急手当について学びました。全国平均では119番通報から救急車が到着するまでに約9分かかるそうですが,この間の救命措置次第で助かる命も多くあることを知りました。
今後,いつ,どこで突然のケガや事故等に遭遇するか分かりませんが,「発見者」から「救急隊」そして「医師」へのバトンを引き継ぐ「救命リレー」に勇気を持って実践したいと思います。
【胸骨圧迫による心肺蘇生法を学びました】
【AEDはパットを貼る位置が大切です】
【講習で得た知識を今後の救命救急で実践していきます】
科学部の活動について
科学部は男子6名,女子3名で日頃活動しています。
昨年は学校の近くを流れる津谷川で採集した水生昆虫「ヒラタドロムシ」が光に向かう成虫とは反対に,幼虫は光を嫌い遠ざかる習性があることを解明し「日本学生科学賞」の県審査で最優秀賞を受賞しました。また,昼間より夜間に活発に活動することに加え,水流のある方が夜間の行動がやや活発になることも発見しました。
現在は偶然にも本校敷地内で先日発見した「ホンドニジゴミムシダマシ」について研究しています。この昆虫は広葉樹の枯れ木で見られ,テントウムシ型の甲虫で点々の縦筋があるのが特徴です。但し,生態については未知の部分が多く,今後,様々な実験をとおして解明していきます。
【学校敷地内の腐敗した広葉樹に数十匹のホンドニジゴミムシダマシを発見しました】
【体長5㎜前後で日本全国に分布しています】
【拡大するとテントウムシに似ています】