トピック(R3年度)
農場通信第5号を発行しました
バイオ燃料の精製実験に取り組んでいます
人間環境系列,農業選択の生徒が本校食堂で使われた廃食油をBDFに精製する実験に取り組んでいます。
BDFとはディーゼルエンジンで利用できる生物由来の原料から作られた燃料のことです。この日は,使用済みの油を約8リットルいただき,ろ過して不純物を取り除いた後に熱を加えて油に含まれた水分を除去しました。
今後,触媒を使って化学反応を起こし,廃油食に含まれているグリセリンを取り除く実験を行う予定です。そして,エネルギーの地産地消に取り組み,循環型社会の構築に貢献していきます。
【本校の食堂では毎日10リットル以上の油を使っています】
【ろ紙を利用して廃食油の天かす等を取り除きます】
【不純物を取り除き第一段階終了】
【次に加熱し廃食油に含まれている水分を蒸発させます】
この続きについては,追って掲載します。
桜が丘祭のポスターが決定しました
先日,全校生徒を対象として桜が丘祭のポスターについて投票を行いましたが,その結果,以下のポスターに決定しました。
いよいよ,文化祭まで2週間を切りましたが,実行委員会を中心に準備を進めて,思い出に残る桜が丘祭にしていきます。
サツマイモの収穫が始まりました
日に日に朝晩の寒さが増している中,いよいよ”収穫の秋”を迎えていますが,生物活用の授業では5月に定植した「紅あずま」の収穫が始まりました。
本来であれば畑で栽培しますが,今年は試験的に肥料袋を再利用した簡易栽培に挑戦しました。伸びたツルを切断し,袋の土をかき分けると,予想よりも大きなサツマイモを収穫することができました。
【最初に伸びたツルを切り落とします】
【いよいよ袋からサツマイモを掘り出します】
【サツマイモを一つずつ切り離して行きます】
【袋栽培にしては比較的大きなサツマイモを収穫することができました】
津谷中学校との協働による朝のあいさつ運動が始まりました
10月5日,6日の二日間,恒例行事となっている津谷中学校とのあいさつ運動を実施しました。爽やかな秋空の下,本校の登校坂校門付近にて両校の教職員,PTA,生徒会等が参加し,登校する両校の生徒に対して,あいさつの励行と交通マナーの遵守について呼びかけました。
【マナーアップ運動の幟を掲げて交通マナーの遵守を呼びかけました】
【今後も中学校と連携した取組を推進していきます】
後期始業式及び生徒会役員任命式を実施しました
まだまだ,残暑が続く中ですが,いよいよ後期に入りました。
10月1日は後期始業式に引き続き,生徒会の役員任命式を行い,先月の選挙で当選した4名の新役員に対して,校長先生より任命状が手渡されました。
また,新生徒会長の及川知夏さんからは”地域から愛される学校づくりに向けて,全校生徒で取り組みましょう”と挨拶がありました。
後期は「桜が丘祭」や「体育祭」など本校の大イベントが続きますが,感染対策を講じつつ,学校全体を盛り上げていきます。
【台風16号の影響もなく後期が始まりました】
【新たな役員の下で地域に愛される響生を目指します】
【旧生徒会長からは一年間の反省と新役員に対する期待の言葉が述べられました】
【新生徒会長としてリーダーシップを発揮し伝統を引き継いでいきます】
シクラメンの管理作業が続いています
昨年種をまいたシクラメンが順調に生育し,いよいよ冬の開花に向けて葉組等の作業が続いています。これは,シクラメンの球根頭頂部に日光を当てるためです。シクラメンは球根の頭頂部に適度な日光が当たることで,花芽が活性化してよく咲くようになります。
また,シクラメン特有のハート型の大きい葉は,そのままにしておくと日の光を遮ってしまい,うまく花芽が形成できなくなってしまいます。そのため,葉組みをすることで球根頭頂部に日光をあてると,美しい株姿・花姿になり,花つきも良くなります。
【この時期の花茎は摘んで冬の開花に備えます】
【専用のリングを使用して球根に日光をあて株の成長を促します】
第75回桜が丘祭のポスター選考が始まりました
10月22日,23日の二日間,本校の一大イベントの「桜が丘祭」が開催されます。今年のテーマは”百花繚乱~咲かせろ! 一人一人の大輪の花”に決定しました。
現在,ポストカードの作成にあたり生徒昇降口に4点の作品を展示していますが,今後,全校生徒を対象として投票により決定することになります。
今年も新型コロナウイルス感染防止対策を講じての開催となりますが,いよいよ,実行委員会を中心として本格的に準備活動が始まります。
【美術系列の生徒が作成した甲乙付けがたい作品が並んでいます】
【最終的には投票により決定します】
全国豊かな海づくり大会に向けて花の装飾の準備を始めました
10月2日,3日の二日間,石巻市を会場に「第40回全国豊かな海づくり大会」が開催されます。
本校では会場の装飾担当となっていることから,7月にマリーゴールドの種をまき栽培・管理を続けてきました。
9月中旬にポットからプランターへ移植し,メッセージシールを貼り付けて,いよいよ会場に設置するのみとなりました。
【全国豊かな海づくり大会とは】
水産資源の維持と海の環境保全に対する意識の高揚を図るとともに,水産業に対する認識を深めるためのイベントです。大会式典には天皇・皇后の出席が慣例となっており、全国植樹祭・国民体育大会・国民文化祭と並び「四大行幸啓」の一つになっています。
【一つ一つ丁寧に花を移植しました】
【シールにはおもてなしの気持ちを込めました】
ひとめぼれの稲刈りが始まりました
いよいよ,「ひとめぼれ」の稲刈りが大型のコンバインを使って始まりました。
収穫した籾(もみ)は水分量が多いため,乾燥機で15%前後に乾燥させます。今後,籾すり機にて脱穀作業を経てから玄米にして販売することになります。
八十八の手間をかけて作られることから「米」の字ができたと言われますが,無事に収穫を迎えられたことに感謝し,おいしい”ひびき米”を届けます。
【晴天に恵まれた中で約10aのひとめぼれを刈り取りました】
【収穫した籾は約23%の水分量なので乾燥機で調整します】