トピック(R7年度)
普通救命講習
7月9日に開催した普通救命講習に約30名の生徒、教員が参加しました。気仙沼消防署本吉分署から署長様をはじめ8名の方々を講師に迎え、心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使用法、圧迫止血や気道異物除去などを丁寧にご指導いただきました。講習のまとめでは、30代の男性が校内のプールで意識を失ったという設定でシミュレーション訓練に臨み、救急隊が到着するまでの「9分間」を、グループで協力しながら対応することができました。人の命や健康に関わる知識や技術を学ぶという貴重な経験になりました。
【花壇植栽活動を通じた地域貢献】
6月25日(水)、本校農業選択の3年生4名が、本吉支所前の花壇にて植栽活動を行いました。この取り組みは、農業学習の実践と地域貢献を目的としたものです。
作業は、花壇に植えるレイアウトを決めるところから始まりました。時間はかかったものの、生徒同士で意見を出し合い、協力して配置を決定しました。花苗の植え付けに関しては、先日の支援学校との交流会で、生徒自身が植え方を教えた経験が活かされており、手際よく丁寧に作業を進める姿が印象的でした。
当日は、サルビア、ブルーサルビア、マリーゴールド、ガザニアなど、約300株の花を無事に植えることができました。地域の皆様にも季節の彩りを楽しんでいただける花壇となったことと思います。
今後もこうした活動を通じて、地域とのつながりを深めるとともに、日々の農業学習にいっそう励んでもらいたいと願っています。
防災避難訓練・防災教室
6月20日、地震と大津波を想定した避難訓練を行いました。今回の訓練では、二次避難なども考慮し、各自がスマートフォンを持ち、外靴に履き替えて校庭に避難しました。緊急地震速報の音源が何度か鳴り響く中、緊張感を持って取り組んでいました。続けて開催した防災教室では、宮城県学校防災アドバイザーの村山良之先生から地域の災害特性の理解を深める講話をいただきました。「重ねるハザードマップ」を実際に活用して本校周辺の危険地域を確認しながら、災害の想定条件や地形と災害との関係を学ぶことができました。村山先生からは、本日学んだことを基に、自宅周辺の地形から災害リスクを考えてほしいと課題もいただきました。また、避難訓練から防災教室までを通して、大変立派な行動、態度でしたとお褒めの言葉もいただきました。
気仙沼支援学校高等部との交流会を実施しました
6月4日(水)、本校生徒と気仙沼支援学校高等部の皆さんとの交流会を実施しました。
はじめに、両校による学校紹介が行われ、それぞれの学校生活や活動内容について理解を深める貴重な機会となりました。続いて、本校生徒からは、後半に予定されている植栽活動についての説明が行われ、発表の締めくくりには「頑張るぞー!」という元気な掛け声で気持ちを一つにし、活動場所へと移動しました。
植栽活動は3つの班に分かれて行われ、本校生徒がリーダーとなって支援学校の生徒の皆さんに優しく教えながら作業を進めました。互いに協力し合い、笑顔あふれる中で取り組む様子が非常に印象的でした。
活動終了後には、支援学校の生徒の皆さんから心のこもった手作りのプレゼントをいただき、温かな気持ちに包まれて交流会を締めくくることができました。
今年で2年連続の開催となった本交流会。今後もこのような交流の機会が継続され、相互理解と絆がより深まっていくことを願っています。
毎年恒例の田植え実習を行いました!
5月27日(火)・28日(水)の2日間、農業を選択している2年生と3年生が田植え実習を行いました。今年も昔ながらの「手植え」での田植えに挑戦しました。
初めて田植えを経験する2年生は、慣れない泥の中に足を取られながらも、一生懸命苗を植えていきました。中にはバランスを崩して田んぼに倒れてしまう生徒もいましたが、それもまた良い経験だったと感じています。
一方、3年生は昨年の経験を活かし、安定した足取りで黙々と作業を進め、昨年よりもレベルアップした姿を見ることができました。
この実習を通して、生徒たちには「食の大切さ」や「自然とのふれあいの大切さ」を感じてもらえたらと思っています。
生徒たちが一株一株丁寧に植えたお米は、秋の収穫を経て、文化祭などで
【響米】として販売予定です!どうぞお楽しみに!