トピック(R3年度)
津谷中学校との協働学習について
7月15日(木),本校農業選択3年次生徒と津谷中学校の生徒による協働学習を実施しました。
本校生徒が講師役となり,津谷中学校のボランティア委員の1,2年生に対して,「マリーゴールドの播種体験」及び「花壇苗の寄せ植え体験」を行いました。播種作業では,ピンセットを使用して小さな種を一粒一粒丁寧にポットにまきました。
農業体験学習をとおして,命の大切さと思いやりの心を育み,お互いの学習効果を高めることができました。次回は8月下旬に発芽した花苗を鉢上げする作業を協働で実施する予定です。
【9名の中学生が参加し本校生徒の指導の下スタートしました】
【緊張の中でのマリーゴールド播種体験です】
【こちらはガザニア等の寄せ植え体験です】
1年次「産業社会と人間」における進路学習について
1年次では,必修科目の「産業社会と人間」の授業において,企業や大学見学及び社会人講話をとおして職業観を養っています。
先日の授業では,働くことの意義について考えると同時に,9月に実施する社会見学に向けて,希望進路に応じて企業情報や各種学校情報についての事前学習会を開催しました。
今後,様々なキャリア教育により,自己実現に向けてライフプランを作成していきます。
【誰のために働くかについて考え進路意識を高めました】
【日本にはおよそ17,000種の職種があります】
吹奏楽部の活動について
吹奏楽部は女子部員のみ8名で日頃活動しています。
現在,7月18日(日)に開催される第64回吹奏楽コンクール宮城県大会地区予選会に向けて練習に励んでいます。
曲目は生徒の希望により「Flower Crown」に決定しました。生徒自らオリジナルストーリーを考え,ミーティングを繰り返し,最終調整に余念がありません。
県大会は8月5日(木)にイズミティ21にて開催する予定です。本校のキャッチフレーズである「Make Harmony」のように,週末の地区予選では本吉響高校らしい演奏を披露したいと思います。
【顧問の先生も地区予選で指揮者としてデビューします】
【楽譜にも練習した成果が残ります】
普通救命救急講習会を実施しました
7月12日(月),13日(火)の二日間にかけて普通救命救急講習会(AED講習)を実施しました。生活安全委員,保健委員及び3年次の福祉系列の生徒を対象として52名が受講しました。
気仙沼消防署本吉分署から7名の署員を講師に迎えて,「心肺蘇生法」,「AEDの使用法」,「止血法」,「気道異物除去法」の応急手当について学びました。全国平均では119番通報から救急車が到着するまでに約9分かかるそうですが,この間の救命措置次第で助かる命も多くあることを知りました。
今後,いつ,どこで突然のケガや事故等に遭遇するか分かりませんが,「発見者」から「救急隊」そして「医師」へのバトンを引き継ぐ「救命リレー」に勇気を持って実践したいと思います。
【胸骨圧迫による心肺蘇生法を学びました】
【AEDはパットを貼る位置が大切です】
【講習で得た知識を今後の救命救急で実践していきます】
科学部の活動について
科学部は男子6名,女子3名で日頃活動しています。
昨年は学校の近くを流れる津谷川で採集した水生昆虫「ヒラタドロムシ」が光に向かう成虫とは反対に,幼虫は光を嫌い遠ざかる習性があることを解明し「日本学生科学賞」の県審査で最優秀賞を受賞しました。また,昼間より夜間に活発に活動することに加え,水流のある方が夜間の行動がやや活発になることも発見しました。
現在は偶然にも本校敷地内で先日発見した「ホンドニジゴミムシダマシ」について研究しています。この昆虫は広葉樹の枯れ木で見られ,テントウムシ型の甲虫で点々の縦筋があるのが特徴です。但し,生態については未知の部分が多く,今後,様々な実験をとおして解明していきます。
【学校敷地内の腐敗した広葉樹に数十匹のホンドニジゴミムシダマシを発見しました】
【体長5㎜前後で日本全国に分布しています】
【拡大するとテントウムシに似ています】