科学部

★活動レポート★

<現在の活動> 

 7月6日(土)・7日(日)に開催される本吉支部総合文化祭の発表に向け、準備を進めています。

 2・3年次から1テーマ、1年次から1テーマを口頭発表予定です。ポスター発表や身近な生物の標本・写真も展示します!

<現在の研究テーマ>

『エグリゴミムシダマシと本種に付着生活するイトダニモドキとの関係』

 →エグリゴミムシダマシという昆虫にだけ、「イトダニモドキ」というダニの1種が付着していました。エグリゴミムシダマシは倒木や伐採木の中に潜り込んでいることが多いですが、潜る際に出てくるセンチュウの仲間をイトダニモドキが食べているようです。よって、イトダニモドキはエグリゴミムシダマシに木を掘らせ、出てきたセンチュウを確保できるというメリットがあると考えています。

『フシボソクサアリとハゼアブラムシの共生関係に関する研究』

 →アリとアブラムシの共生関係は有名ですが、共生には裏切りも存在し、共生が解消されることもあります。ハゼアブラムシには、アリに裏切られにくくする工夫があると考えており、そのメカニズムを研究しています。

 現在、カブトムシの飼育もしており、今後はカブトムシの研究もスタートします。カブトムシは身近ですが、意外に知られていないことが多い昆虫です。

 ※昆虫ばかりですが、それ以外の研究も行うことができます。

 

 

【部員数】(2024年4月現在)

 3年生:1名  2年生:1名  1年生:3名   

【活動時間】

 平日:16:00~17:00

      ※研究や実験内容によって変動あり。研究発表前や実験日は18:00を過ぎる場合もあります。

 休日: 9:00~12:00

    ※基本的に土日は休みですが,校外学習や実験のために活動日を設けることがあります。

【活動内容】

 ・研究活動(身近な自然をテーマに、研究を行っています)

 ・実験(結晶作りや色素実験、べっこう飴作りなど簡単な実験を行っています)

 ・生態調査(桜が丘や津谷川の生物を調査しています)

 

【年間スケジュール(主な行事)】

   5月:津谷川水質調査     7月:支部総文祭発表  8月:夏季合宿  10月:日本学生科学賞応募    

  11月:生徒理科研究発表会         12月:本吉・気仙沼支部科学研究発表会  1月:部誌作成

 

 【活動実績】

★令和5年度★

 ・支部総文祭出場

 ・第47回全国高等学校総合文化祭(かごしま総文)自然科学部門出場

  研究発表生物部門 → ✨最優秀賞(全国1位相当)✨

  ポスター発表部門 → ✨奨励賞(全国4位相当)✨

 ・気仙沼市長表敬訪問・宮城県教育長表敬訪問

 ・第67回日本学生科学賞 地方審査(宮城県審査) → 最優秀賞

              中央予備審査(全国審査) → 通過

              中央最終審査(全国審査) → ✨入選1等✨

 ・第76回宮城県生徒理科研究発表会 → 生物部門 最優秀賞

 ・全国高総文祭最終選考会 → 仙台第三高校に敗れ全国総文祭への出場権獲得ならず  

 ・宮城県高等学校文化連盟賞受賞(代表挨拶担当)         

★令和4年度★

 ・支部総文祭出場

 ・第75回生徒理科研究発表会

   2年次チーム → 生物部門 最優秀賞

   1・3年次チーム → 生物部門 最優秀賞

 ・全国高総文祭最終選考会 出場

   1・3年次チーム:1位通過で全国総文祭出場権獲得

   →✨2023かごしま総文祭【自然科学部門】ポスター発表に出場決定✨

   2年次チーム:全国総文祭出場権獲得

   →✨2023かごしま総文祭【自然科学部門】研究(口頭)発表に出場決定✨

 ・第66回日本学生科学賞  地方審査(宮城県審査):優秀賞

★令和3年度★

 ・第74回生徒理科研究発表会 

   1年次チーム出場 → 生物部門 最優秀賞

   2年次出場

 ・全国高総文祭最終選考会 1年次チーム出場 → 仙台第三高校に敗れ全国総文祭への出場権獲得ならず

 ・第65回日本学生科学賞  地方審査(宮城県審査):佳作

★令和2年度★

 ・三滝堂生物調査

 ・第73回生徒理科研究発表会 1・2年次チーム出場

 ・第64回日本学生科学賞  3年次チーム応募

  地方審査(宮城県審査):最優秀賞 → 中央予備審査(全国審査):✨入選3等✨

  →宮城県高等学校文化連盟賞受賞

 

☆部員よりメッセージ

 理科が得意でなくても楽しく活動できます。外で活動する機会も多いので,自然が好きな人は大歓迎です!研究活動は大変な実験もありますが,最後にまとめた時の達成感は大きいです!