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科学部の活動について

    科学部は男子6名,女子3名で日頃活動しています。
 昨年は学校の近くを流れる津谷川で採集した水生昆虫「ヒラタドロムシ」が光に向かう成虫とは反対に,幼虫は光を嫌い遠ざかる習性があることを解明し「日本学生科学賞」の県審査で最優秀賞を受賞しました。また,昼間より夜間に活発に活動することに加え,水流のある方が夜間の行動がやや活発になることも発見しました。
 現在は偶然にも本校敷地内で先日発見した「ホンドニジゴミムシダマシ」について研究しています。この昆虫は広葉樹の枯れ木で見られ,テントウムシ型の甲虫で点々の縦筋があるのが特徴です。但し,生態については未知の部分が多く,今後,様々な実験をとおして解明していきます。

                       【学校敷地内の腐敗した広葉樹に数十匹のホンドニジゴミムシダマシを発見しました】

          【体長5㎜前後で日本全国に分布しています】

                【拡大するとテントウムシに似ています】