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科学部 日本学生科学賞の中央最終審査に進出!表彰式にも参加してきました!

12月17日(日)、オンラインにて日本学生科学賞の中央最終審査に出場しました。

 

本校は10月末に行われた宮城県審査にて最優秀賞の1つに選ばれており、11月の11日・12日の全国審査(中央予備審査)に進出しておりました。この全国審査も通過し、中央最終審査への出場(中高で307作品から40作品)を決めておりました。

 

中央予備審査までは論文審査のみですが、中央最終審査は研究内容のプレゼンテーションと質疑応答まで行います。審査の際は、多くの審査員から絶え間なく質問を受けました。中には非常に厳しい指摘もありましたが、審査に参加した部員で協力し、乗り切りました。

 

結果は12月22日(金)にお台場の日本科学未来館で開催された表彰式にて発表されました。今年度の中央最終審査に進んだ高校は、東北地方では本校のみで、中高それぞれ20チームが参加しました。秋篠宮皇嗣殿下も出席され、非常に緊張感がある雰囲気の中で受賞10作品と入選1等10作品が中高それぞれの部で発表されました。

 

本校は入賞までは届きませんでしたが、見事「入選1等」に選ばれました。

宮城県の入選1等以上の受賞は2018年の第62回大会以来です。

学生科学賞は物理・化学・生物・地学の4分野に加え、情報技術や応用数学分野からも出品されるため、入選するだけでもかなり難易度が高い大会です。本校は2020年の第64回大会で全国入選3等を受賞しておりますが、これを超える成績を残すことができました。

 

3年生が継続してきた「ホンドニジゴミムシダマシ」の研究データに後輩たちが新たなデータを加え、3年間の集大成として発表した作品が最後にこのような形で認められたことに生徒も大変喜んでおります。

 

すぐに人の役に立つ研究ではありませんが、身近な生物について知り、生態系を守る研究として役立てていきたいと思います。